低価格で定評のあるNamecheapで独自ドメインを取得しました

独自ドメインでサイトを開設するため、海外のドメインレジストラであるNamecheapでドメインを取得しました。今回はその取得方法について紹介します。

今回の記事は、下記の記事の続編、独自ドメインを取得する方法の紹介です。

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コンテンツ

ドメイン登録には評価が高かったNamecheapを採用

ドメイン登録はNamecheapという会社を使いました。
海外の大手では他にGoDaddy.comという会社もあります。どちらが良いのか迷ったのですが、下の比較記事を参考に、価格が少し安い他、サイトの使い勝手などの評価が高かったNamecheapを選びました。

Namecheap vs. GoDaddy – Which One For Buying Domains?
Namecheap vs. GoDaddy: Domain registrar comparison based on reader reviews & professional experience. Learn the key differences & more.

海外の会社なので手続きやサポートも英語になりますが、.comドメインであれば日本の会社より少し安いようでした。

価格については、1年目の費用は安く設定されていて、初回更新時から正規料金になるというのはどこの会社でも共通のようです。Namecheapの場合、WhoisGuardというドメイン登録者の個人情報を公開しないようにするサービスが1年目は無料ですが、2年目からは$2.88必要になります。

Godaddy (ゴーダディ)

【2018/9/6更新】
上で比較に挙げたGoDaddy.comですが、日本でもサービスをはじめたようです。日本語のホームページもあり、申込みやサポートも日本語でできるようです。ホームページの日本語訳が少し変なところはありますが、会社自体は最大手のドメインレジストラの一つです。「英語では不安」という方は、こちらを選択するのも一つの手だと思います。

Namecheapでのドメイン登録手続き

利用可能なドメイン名を探して手続きを開始

ドメイン名はすでに登録されていないものを選ぶ必要があります。ドメインが他で登録されていないかどうか確認することを含め、一連の手続きはNamecheapのWebサイトで行います。

まず、namecheap.comのホームページからDomains→Registrationと進みます。

ドメイン登録の開始

次に現れる画面の入力フィールドに希望のドメインを入れると、そのドメインが利用可能かどうか調べることができます。下の画面は私が登録した時のものですが、入力した ”curosan.com” 以外にも利用可能なドメイン名が表示されています。

ドメイン検索結果

確認がすんだら、希望のドメインをカートに入れ、”View Cart”ボタンを押して購入手続きに進みます。

WhoisGuardサービスを追加で指定

カートの内容

上の画面がカートの内容です。必要な追加サービスを選択して、次に説明するクーポンコード(Promo Code)も入力している状態です。

選択されている追加サービスのWhoisGuardは、先に説明したとおり、登録者の個人情報を保護するサービスです。ドメイン登録者の個人情報はWhoisデータベースで誰でも閲覧できるため、このオプションはほぼ必須だと思います。

サービスを使うと個人情報の代わりに、Namecheapが提供するコンタクト情報がデータベースに登録されます。ただし、このサービスを使ったとしても、Whoisデータベースに登録が必要な氏名や住所、電話番号、電子メールアドレスなどをNamecheapに登録することは必要です。手続きの途中に情報を登録することを求められますので、正しい情報を入力します。

なお、日本の登録会社であれば、このサービスは基本セットに含まれていることが多いようです。

クーポンコードの入力も忘れずに

注文を確定する前にクーポンコードの入力も忘れずに行ないます。

実はこの時初めて知ったのですが、”namecheap coupon”などといったキーワードで検索すると、利用可能なクーポンコードが簡単に見つかります。

限られた人だけにクーポンを配るのではなく、クーポンを誰でも利用可能にして自社サービスの購入に結びつけるマーケティング手法という訳です。今回は”COLDSNAP”というクーポンコードを入力して、約10%のディスカウントとなりました。

なお、クーポンコードの入力にはNamecheapのアカウント登録が必要です。画面で促されたら、アカウントを登録してから入力して下さい。

最後に”Confirm Order”ボタンで注文を確定します。支払いはクレジットカードの他、PayPalも利用可能でした。

おわりに

以上で1年間のドメイン利用権利を無事購入できました。

この後、自分の利用するホストのIPアドレスと購入したドメイン名を紐付ければ、ドメイン名で自分のサイトにアクセスできるようになります。

このために、ホスティングサービスが提供するDNSサーバのアドレスを、Namcheap側で利用する様に設定をします。具体的な設定方法は、以下の記事で紹介しているのであわせてご覧下さい。

ダイナミックDNSも使えるNamecheapによるドメイン管理
Namecheapでドメインを管理する方法のご紹介です。このドメインレジストラからは、ダイナミックDNSの機能も無料で提供されているため、少しお得感もあります。

おまけ: NamecheapのCEOからのメール

ドメイン登録後、Namecheap CEOのRichardさんから以下のような文面のメールを頂きました。操作に少々困り、カスタマーサービスも使ってみたのですが、質問から回答までの時間も短く、メールにもある通り、カスタマー重視の良い会社という印象を持ちました。

I noticed that you recently placed your first order with us and I am delighted to welcome you to the Namecheap family!

At Namecheap, Customer Experience is the focus of everything we do and we are always looking for ways to improve.

(中略)

Thank you very much for choosing our company as your domain name and webhosting provider. We are humbled that you chose us and proud to have you as a valued client!

Once again, welcome and enjoy your stay!

Gratefully Yours,
Richard Kirkendall
CEO
Namecheap, Inc.

Namecheap.com

Namecheapの詳細については左の画像からご覧頂ければ幸いです。