歯が健康であることは食べ物がおいしく食べられるなど、高齢になってからも健康を維持するためにとても大切なことです。私自身はまだ高齢ではありませんが、おかげさまで、虫歯や歯周病もなく、かかりつけの歯医者さんからも「この状態を維持して下さい」と言われています。これには、短時間で効率よく歯を磨ける電動歯ブラシを使っていることもひとつの理由だと思っています。
この記事では、歯の健康のために私が行なっている電動歯ブラシの使い方や、併せて受けている歯科定期検診の活用方法についてご紹介します。
コンテンツ
私が使っている電動歯ブラシ
パナソニックのドルツ
私はパナソニックのドルツ、EW-DL11
この機種が発売された当初に購入し、すでに5年半以上使い続けてきました。毎日朝晩2回利用していますが、充電池のへたりや故障することもなく、非常に長く使える良い製品だと思います。製造場所を確認したところ、海外ではなく、れっきとしたMade in Japanだったので、これが長持ちの理由かも知れません。
手磨きに比べると歯の表面がつるつるに仕上がるので、使い始めた当初はとても気分良く新鮮な感覚でした。今ではこの状態が標準になってしまったので、時々手磨きをすると磨き上がりに少々不満を憶えるほどです。
電動歯ブラシを初めて使う人だと、歯ブラシの振動がくすぐったく感じるかもしれません。私も当初そうだったのですが、これにはすぐに慣れてしまいました。
磨き方は、上下左右の歯をそれぞれ30秒かけて、2分程度磨くというのが標準です。力をそれほど加える必要はなく、歯と歯茎の間に歯ブラシの毛先を斜めにあてて磨いていきます。30秒ごとに振動が一瞬止まるので、時間を決めて磨くことがやりやすくなっています。私もほぼ同じぐらいの時間かけていますが、少し念入りにしたい時は3分ぐらいかけることもあります。じっくり時間をかけても、手が疲れることもなく、この点も電動のメリットだと思います。
ドルツの現行機種
私が使っているドルツ EW-DL11から続く現行機種はEW-DL22です。ラインナップの中では基本的な機能のみを搭載したスタンダードな機種となります。とはいえ、歯をきれいに磨く機能に差はなく、また製造も日本製の様なので耐久性は問題ないと思われます。
パナソニック以外の電動歯ブラシの有名どころはブラウン
例えばブラウンでは以下のような機種があります。
ブラウン オーラルB 電動歯ブラシ PRO1000 D205132MX BK ブラック
こちらの製品はブラシが振動するのではなく、回転するブラシで歯を磨くタイプです。実際に使っているわけではないのですが、想像するに、より磨いているという感覚はあるかと思います。ただ、消耗品のブラシの価格がドルツと比べると少々高い、という難点はあるようです。
歯科定期検診の活用
定期検診で歯石を除去
毎日歯磨きをしっかりやることに加えて、定期的に歯の状態をチェックしてもらうことも大切です。私もかかりつけの歯医者さんに、3ヶ月から6ヶ月毎に診てもらっています。(歯医者さんからは3ヶ月おきが理想と言われているのですが、なかなか時間がとれず、半年ぶりと言うことも何度かありました。)
検診と呼んではいますが、実際には歯石の除去も行ないます。電動歯ブラシを使っているとはいえ、やはり磨き残しはできてしまうので、歯のチェックと歯石の除去を併せて行なってもらっています。
歯科衛生士さんの指導
加えて私のかかりつけ医の場合、歯科衛生士さんが歯のブラッシング指導もしてくれます。自分の歯ブラシを持ってきて下さいと言われるので、いつも使っている電動歯ブラシを持っていきます。こういった指導は、虫歯の治療から予防も重視する歯医者さんが増えている中、最近では普通になってきているようです。
ブラッシング指導では、その時の自分の歯の状態から、よく磨けていない箇所のブラッシング方法を自分の歯ブラシを使って教えてくれます。例えば、奥歯の後ろ面はなかなか磨きにくい場所です。電動歯ブラシは通常の歯ブラシと比べて本体サイズが大きいので、奥に届くように磨くには少しコツが要ります。この場合は、唇を横に大きく拡げて、少し無理な形になりながら磨くことになるのですが、うまく磨くためのコツを習うことができています。
こういった経緯で、虫歯や歯槽膿漏、歯周病といった問題もなく、歯医者さんからも「このままの調子を維持して下さい」と言われる状態でいます。電動歯ブラシを使い、定期検診とも組み合わせることで、手軽に歯の健康維持できていると思っています。
まとめ
電動歯ブラシの利用と歯科定期検診を組み合わせて、それほど苦労なく歯の健康を維持している、というお話を紹介させて頂きました。
手磨きだとていねいな歯磨きにはそれなりに時間もかかってしまいますが、電動歯ブラシを使うと効率よくきれいに磨けるので、毎朝の忙しい時にもおすすめです。併せて定期検診でブラッシングの指導を受ければ、自分の磨き方の癖がわかるので、一層磨き方がうまくなると思います。
皆さんのご参考となれば幸いです。