今まで利用して来たブログサーバーの期間が満了するため、ホスティング会社を定評あるBluehostに変更しました。海外の会社を選んだ理由や比較検討したホスティング会社についてご紹介します。
コンテンツ
ブログの運用なら海外の会社も選択肢に
質と価格の総合面で海外の会社が優位
ホスティングサービス会社を選ぶ上では価格はもちろんのことですが、サービスの可用性や接続速度といった観点も重要です。
この点、エックスサーバーは国内のホスティング会社では定評がありますが、やはり価格は高めです。エックスサーバーより安い会社は多くあるものの、可用性や速度の点では不満足という声がカカクコムなどを参照するとよく見られます。
Blogの運用のためにホスティングサービスを使うのであれば、基本的な機能があれば充分なので、海外の会社を使うことも選択肢になります。海外には多くの会社があることもあり、可用性や速度で定評を得ている会社が、より手頃な価格でサービスを提供しています。
エックスサーバーとBluehostの比較
ご参考までに、エックスサーバーとBluehostの価格表を下に示しました。どちらも、一番基本的な(即ち、一番価格が安い)プランの情報です。
3年プランの費用合計は、Bluehostの$106(約12,500円)に対してエックスサーバーは約38,000円となり、かなり差があります。
大きな違いは初期費用(Setup Fee)の有無で、Bluehostは初期費用を取っていません。月額費用はどちらも長期プラン程安くなりますが、Bluehostの場合は最長の3年プランで月額$2.95(350円程度)です。(2年だと月額$3.95、1年だと月額$4.95と少しずつ高くなります)
なお、少し気をつけなければならないのは、この価格が最初の契約期間限定のキャンペーン価格だということです。3年プランであれば3年後の契約更新時からは月額$7.99(950円程度)になります。とはいえ、競合他社は多数あり、3年後には別の会社のキャンペーンを使うという手も考えられます。
サポートは英語になるものの、日本のサーバーを使ってある程度慣れているのであれば機能はほぼ同じで、あまり問題にはならないかと思います。むしろ、日本の会社より手頃な価格でサーバーを使えるメリットの方が大きいはずです。
検討したホスティングサービス会社
iPage
なんといっても価格が月額$1.99と安く、さらに利用可能なディスク容量の制限がないというのが魅力的な点だと思います。(先にも書きましたが、最初の契約期間中の導入価格である点にはご注意下さい。)
しかしながら、sshによるアクセスがユーザに提供されていないため、私の選択肢からは外れました。私の場合、WordMoveを使ったバックアップや、ホストにログインしての作業にsshアクセスが必要になるためです。逆にそんなことをしないのであれば、検討に値する会社だと思います。
Namecheap
ホスティングサービスとしてはあまり知られていないようで、比較レビューにはあまり多くは取り上げられていません。ドメイン登録業者としての認識が先行しているからだと思いますが、書かれているレビューをいくつか見る限り評判は良いようです。利用可能なディスク容量が20GBと少なめですが、SSDを使っている点は魅力的だと思いました。
さらに最初の1年間の費用が$9.88(月額82セント)となる大幅な割引セール(2年目以降は通常価格の$38.88/年)を行なっていて、Bluehostに決める前はここを第一候補としていました。Bluehostの最安価格は3年契約が前提ですが、3年もロックインされるのがかなわないという方は、こちらの選択肢もありだと思います。
Bluehost
密かにキャンペーンを実施しており、私も下調べの段階で、ディスク容量50GBのBasicプランが月額$1.95(3年契約)で、さらにバックアップが無料で付く、という非常に魅力的な優待価格(Special Offer)を呈示され、ほぼここにすることを決めていました。
しかしながら、上記のキャンペーンが11月で終わってしまい(カスタマーセンターに聞いて確認しました)、この時点でNamecheapに最終決定していました。ところが、申込直前に再度確認したところ、キャンペーンが再開されており、急遽Bluehostに申し込みをしました。この時の優待価格は月額$2.65(3年契約)で、以前より少し上がってはしまいました。これから検討しようという方は、定期的に確認すればさらに良い条件が見つかるかも知れません。
なお、「密かにキャンペーンを実施」と書いたのは、Webの申込画面を開いていると突然ポップアップ画面が現れ、そこに優待価格が載せられているからです。
ポップアップ画面は偶然現れて、再度出すのは難しいように感じるのですが、実はそうではありません。下記の記事で手順を詳しく説明しましたのでご覧下さい。
お名前.com レンタルサーバー
おまけというわけではありませんが、国内のこの会社も気になったので挙げておきます。
こちらもドメイン登録業者としては有名な会社ですが、ホスティングサービスについても総じて評判は良いようです。ただ、エックスサーバと比較すると安定性では劣るという評価も見られました。基本プランは月額900円と海外勢に比べると割高ですが、海外各社同様、初期費用がかからない特典は評価できます。
なお、初期費用無料などは特典ということなので、予告なく変更される可能性があります。詳細については上のバナー広告などからご確認頂ければと思います。ただ、常に特典を付けるキャンペーンをやっていて、何が正規の価格/条件なのか分からなくなっているようではあります。これは海外各社も同様なのですが。
まとめ
ブログサイトのサーバーを変えるにあたり、海外のホスティングサービス会社であるBluehostを選択した経緯をご紹介しました。
サポートは英語になるものの、国内会社より手頃な価格でサーバーを使うことができ、選択肢のひとつとして検討に値すると思います。
なお、記事中でも述べましたが、Bluehostにお得な優待価格で申し込む方法は別の記事で紹介しました。併せてご覧頂ければと思います。