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iPhone5をmineoで格安利用。5ヶ月ほど経ったので感想など。

mineo

iPhone5(無印)をMVNOのmineoで使い始めてから5ヶ月ほど経ちました。無印iPhone5はmineoの公式対応機種ではありませんが、それなりに使えているというのが現状です。mineoへのお得な加入方法や、これまで使って来た使用感などについてご紹介します。

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auからmineoへの乗り換え

au回線を扱う会社ならSIMロック解除なしで移行可能

ご存じの通りiPhone5はSIMロック解除ができませんが、au回線を扱うMVNOであれば解除せずに移行できます。au回線を扱うMVNOは、ドコモ網を使うMVNOと違って数は限られてはいるものの、最近は少しずつ増えてきているようです。主要なものではUQモバイルやmineo、さらに2016年10月からはIIJも提供を開始しました。

当時IIJはサービスを提供していませんでしたが、それ以外の会社の中では、mineoが価格が安くデータプランも豊富にあったのでauからの乗り換え先として選びました。

余談ですが、私の知り合いに”峰尾さん”がいたこともあって、最初はどうしてもmineoを”ミネオ”としか読めませんでした。この会社のホームページでも「マイネオ」と括弧書きされているぐらいなので、読めない方が普通だとは思いますが。

家族間の無料通話を活かすためガラケーとiPhoneの2台持ちに

私の場合家族全員がauユーザのため、家族間の無料通話がいきなりなくなるのは不安でした。そのため音声通話はauのガラケーにし、今まで使っていたiPhone5をmineoで使うことにしました。いわゆるガラケーとスマホの2台持ちというわけです。

ガラケーは以前使っていた3G端末を復活させました。コースはプランEシンプルにEZWebを付けています。これで月額1100円程度です。これにiPhone5で利用するmineoの料金(データプランの約1000円)を足しても、月額2000円程度で携帯とスマホの利用ができるようになりました。

au時代はスマホの最安プランであるデータ定額1+スーパーカケホを使っていましたが、それでも月5000円弱かかっていたので非常に経済的になりました。2台持ちが必要なことや5分以内の無料通話がなくなった点は少し不便ですが、そのデメリットを上回る経済性かと思います。

【2016/12/13追記】
mineoでも「5分かけ放題サービス」が3月から提供開始されるそうです。ユーザからの要望が多かったからということですが、それに応えてくれる会社の姿勢には好感が持てます。これができれば、ますます便利になりますね。

https://king.mineo.jp/magazines/special/478

mineoへのお得な加入方法

mineoエントリーパッケージの利用がおすすめ

mineoへの加入は通常3240円の事務手数料がかかります。しかし、その手数料が無料になる「mineoエントリーパッケージ」なるものが販売されおり、それを利用して申し込むのがお得です。


アマゾンでは300円程度(2020年5月時点)で購入できるので、3000円弱お得になります。楽天でも購入可能ですが、なぜか高いので避けた方が良いです。

購入後送られてくるのは、申込時に利用する「クーポンコードが記された紙」なので、この点は注意が必要です。

なお、mineoを提供しているオプテージが運営するネットショップでは電子メールでクーポンコードが送られるようです。急ぎの場合はこちらも使えるかも知れませんが、最も安価だったのはやはり上記のアマゾンでした。

SIMカード到着までの日数の目安

クーポンコード到着後にmineoのサイトで申し込めば、その後SIMカードが送られてきます。(申し込みの際、クーポンコードを入力するのを忘れないようにしましょう)

アマゾンからSIMカードが送られてくるわけではないので、日程には余裕を持って準備することが必要です。特にMNPをするのであれば、MNPの予約番号期限とmineoへの申し込みタイミングの兼ね合いを考えておく必要があります。申し込み時点で期限まで10日以上残っていることが必要なようです。

私はMNPをしていませんが、実際にかかった日数を目安として記しておきます。

  • 6/26: アマゾンでmineoエントリーパックを購入
  • 6/27: エントリーパックが到着、同日中に申し込み手続き
  • 6/28: mineoから手続き完了のお知らせ
  • 7/1: mineoからSIMカード到着、その日中にauショップでガラケーに変更

エントリーパック購入から到着、手続まではスムーズに進みましたが、mineoからのSIMカード到着までは少し時間がかかりました。

ちなみに、auのデータ定額プランは月の途中で解約しても、その月の料金がフルにかかるので、できれば月の下旬に解約したいところです。ただし、毎月1日の解約であれば、その月の料金はかかりません。(このルールは今では無くなってしまい、1日解約でもフルに料金が請求されるそうなのでご注意ください)

私の場合はまさにこのタイミングで解約できたのですが、1日でもSIMカードの到着が遅れたら最悪のタイミングになっていたところでした。申し込みからSIMカード到着まで4日ほどかかりましたが、auでの手続きタイミングも気にしながら、到着を今か今かと待つ状況でした。

無印iPhone5のmineoでの使用感

公式には非対応であるものの利用は可能

冒頭でも書いたとおり、無印のiPhone5はmineoの公式対応機種ではありません。しかしながら、mineo技術サポートからの非公式情報(iOS9対応)として、下記のページに動作状況が掲載されており、データ通信や音声通話は可能になっています。

https://king.mineo.jp/magazines/special/308

街中での利用については大きな問題はなし

mineo SIMのデータ通信は4G通信のみが可能で、この点3G通信も使えるauとは条件が大きく異なります。(auのMVNOに対する嫌がらせとも、4Gを普及させるための戦略とも云われています)

とはいえ、私の経験上、通常の街中で使う場合はそれほど大きな問題は出ていません。iPhone5が出た当初、auが市街地を中心に4G基地局を積極的に設置したからだと思います。

ただ、大きな建物の奥やエレベータなど、窓から遠いところに行くと電波が掴めなくなり、データ通信ができなくなることはよくあります。(3G通信ができない影響がここに出てきます) この場合でも、場所を移動して機内モードのオン・オフを行えば、すぐに通信は回復します。(人によっては、これが大変という方はおられるかも知れません)

街中では問題ありませんが、車で遠出をした時などは、電波が長い間掴めないということはあります。データ通信不能の場合は、電波インジケータの表示が「1x」となっているのでよく分かります。というわけで、頻繁に郊外に行くという方は、ちょっと不便かなと思います。

なぜ無印iPhone5だけ電波を掴みにくいのか?

ご存知の通り無印iPhone5はLTE(いわゆる4G通信)に対応した初めてのiPhoneです。LTE通信というプロトコルは同じでも、それが利用する電波の周波数帯は800MHz帯と2GHz帯があり、無印iPhone5はそのうち2GHz帯の電波のみに対応していました。

800MHz帯の電波は、いわゆるプラチナバンドと呼ばれるもので、建物の奥にも入りやすく、より通信状態が良くなります。現在のほとんどの携帯端末は、iPhoneを含め両方の周波数帯に対応しているので問題ありません。しかしながら、無印iPhone5だけはプラチナバンドに対応しておらず、特に建物の奥などで問題が出てしまうというわけです。

まとめ

mineoにお得に加入する方法や、私が使っている無印iPhone5での使用感をご紹介しました。
今からあえてこの機種を選ぶ必要は無いと思いますが、無印iPhone5が余っているなら、例えばサブ機などでの利用としては検討に値するのではないかと思います。

[追記]
長らくauとdocomo対応だったmineoですが、2018年9月からはソフトバンクにも対応し、初めての3キャリア対応のMVNOとなります。

また以前の紹介キャンペーンは恒久化され、紹介アンバサダーという制度になりました。mineoユーザの方からの紹介リンクを経由して申し込むと、双方に電子マネーギフトがプレゼントされます。もしまわりにmineoユーザがおられず、私の紹介でよろしければこちらのリンクから申し込んで頂ければ幸いです。

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