iPhoneアプリが作りたいと一念発起してUdemyの講座を以前受講しました。今回は、この講座についてきたホスティングサービスを設定した時の経緯をご紹介します。
コンテンツ
高機能なホスティングサービスが講座に付属
講座にはEco Web Hostingという会社のサービス使用権が一年分ついてきました。
提供されていたプランはAdvanced Accountというもので、ファイル容量やネットワーク帯域幅、ドメイン数、データベース数が無制限という、ホスティングサービス初心者の私にとってはとても使い切れない程の高機能なものでした。
ドメイン登録など付属のサービスが異なるので単純な比較はできませんが、日本で人気のXSERVERのX30プラン(月額4000円)や海外だとBluehostのprimeプラン(月額$14.99)相当でしょうか。しかし、日本と海外のホスティングサービスはえらく価格が違いますね。Bluehostは通常価格を示しましたが、常にキャンペーンをやっていてこの半額以下のことが多いです。
当初はコースの受講を優先して設定は後回しにしていたのですが、もっと早く設定していれば良かったと思ったのも事実です。以下、Eco Web Hostingでのサーバ設定方法です。
Eco Web Hosting上にホストを作成する
設定自体はそれほど難しいものではありません。Eco Web Hostingの手続完了後、送られてくる案内に従って自分のアカウントにログインします。画面上に表示されているアイコンから上のアイコンを選択すればホスト作成が開始できます。
ホスト情報の指定
次に表示される上の画面で、希望のドメイン名とホストタイプ(LinuxかWindows)を指定すればホスト作成は完了です。
ドメイン名にはすでに登録されていないものを調べて指定することが重要です。Eco Web Hosting内に同じドメイン名のホストが登録されていなければ、例えばgoogle.comといった有名な名前でも登録できてしまうので注意が必要です。
自分のアカウントに登録しているメールアドレス以外にも情報を送りたければ、2番目のwelcome emailの項目にも入力します。通常は何も入れなくても問題ありません。
パッケージタイプはAdvancedプランなので容量無制限を選びます。(他のプランはStandardで1GB、Starterで200MBというものでした。)
以上でEco Web Hosting上に希望のホストが作成され、すぐに使えるようになります。
希望のアドレスでアクセスするためにはドメイン登録が必要
ここまでの作業でEco Web Hosting上にホストが作成されますが、指定したドメイン名でアクセスできるようになるには、ドメイン登録という手続が必要になります。今の状態は、一連のツール群が動作する場所(place holder)が作られただけで、そこにアクセスするための住所が決まっていない状態です。
当初はこの点を勘違いしていて、自動でドメイン登録まで済むと思っていました。いくら待っても指定したドメイン名でアクセスできないので、いろいろとサポートの情報を探し回った末、ようやくこのページの記載(下記)を見つけて納得したのでした。
*** Please note this option will not register your domain name it is simply creating a placeholder on our systems for this domain name ***
ドメイン登録まで無料という虫の良いはなしではありませんでしたが、この状態でも、割り当てられたIPアドレスを使って(URLはテンポラリになりますが)、例えばWordPressなどのサービスは使えました。
当然のことながら、すでにドメインをお持ちであればその情報を設定することで、すぐにそのドメイン名でアクセス可能なサイトが立ち上がります。具体的には該当するドメインネームのアドレスに今作ったホストのIPアドレスを紐付ける設定をすることになります。
ドメイン登録サービスはEco Web Hostingでも提供されていましたが、少々高かったので別のサービスを使うことにしました。設定の経緯についてはまた紹介したいと思います。
このような経緯で、私にとって初めてのホスティングサービスが立ち上がり、その上でこのブログの運用も始まりました。