PCのアドレスが自動構成IPになってしまう時は仮想アダプタをチェック

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PCのアドレスが自動構成IPになりネットワークに接続できない症状に見舞われていたのですが、原因が仮想ネットワークにあることが分かりました。その解決方法をご紹介します。

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静的IPアドレスのPCでトラブル

私のPCはDHCPを利用せず、手動でIPアドレスを設定しています。ネットワークにつながらない時は、このアドレスが169.254.x.xといったアドレスに勝手に変更されてしまっていました。

よく観察していると、起動直後はネットに一瞬つながり、その後すぐにダウンしてしまうという状況でした。

Network Down Iconこの様子は、左の図のようなWindowsの通知アイコンを見ていると分かります。起動直後は正常でも、しばらくすると、ネットワークアイコンに図のような黄色三角マークが現れる状況です。

169.254.xxx.xxxというアドレスは、自動構成ipv4アドレスといわれるもので、問題があるとOSが判断した時に自動で設定されるアドレスのようです。

ちなみに、このような状況でも、一旦ネットワークアダプタを無効化し、再度有効にすれば正しい静的IPアドレスが設定されるので、しばらくは対処療法で利用を続けていました。

原因と解決方法

原因

起動後しばらくしてから、ネットワークがダウンするので、何らかの競合でIPアドレスが自動的に振り替わってしまうことが原因と推測されました。

ネットワーク設定時に何か不具合がなかったかどうか記憶をたどると、静的IPをアダプタに設定する際に以下の様なメッセージが出ていたのを思い出しました。

警告-複数のデフォルトゲートウェイは、単一のネットワーク(イントラネットなど)の冗長を提供する為に意図されています。

正直なところ、こんなメッセージを出されてもちんぷんかんぷんで、適当にスルーしておりました。しかも、ネットワークアダプタはPCに1枚しか刺していないので、なぜ「複数のデフォルトゲートウェイ」といわれるのかと不思議に思っていた程です。

しかしながら、物理ネットワークアダプタは1枚だけでしたが、仮想ネットワークアダプタがあったのです。

VMwarePlayerをインストールしていたことが原因で、これによって複数のネットワークアダプタがPCに(仮想的に)刺さっている状況になっていた訳です。

調べてみると、VMwarePlayerが設定した仮想アダプタであるVMnet1に、物理アダプタと同じデフォルトゲートウェイが設定されており、これがそもそもの原因でした。(なぜ、このような設定になってしまったかは残念ながら不明です)

解決方法

原因が分かってしまえば、解決方法は簡単です。

ネットワーク設定をコントロールパネルから開き、ネットワークアダプタVMnet1の設定を変更します。VMnet1の設定画面でTCP/IPv4のプロパティを選択、デフォルトゲートウェイの欄をブランクにすれば完了です。

PC再起動には、ネットワークダウンする症状もなくなり、無事解決に至りました。

まとめ

起動直後にネットワークがダウンしてしまう場合のトラブル解消方法についてご紹介しました。

“複数のデフォルトゲートウェイ~”という警告メッセージは出ていたので、それを見逃すことなく、原因を追及して解決することが大切だと思った次第。

しかしながら今回は、VMnet1の設定がおかしいのに、物理アダプタの設定時にメッセージが出ていたので、なかなか原因がわかりにくい状況ではありました。

以上、何かの参考になれば幸いです。