所有している海外銀行の口座が休眠状態になってしまいました。今回はその口座を復旧するまでの経緯です。
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ことの始まり: カード支払いが受け付けられない
ドメイン登録を海外の会社に頼むことを決め、その支払いをオンラインで行なった時のことです。
Additional Info: Your card does not support this type of purchase.
といったメッセージが出て支払い処理ができませんでした。支払いはドル建てだったので、海外銀行口座に紐付けられているカードを使っていました。
何が原因なのかとネットでいろいろと調べた結果、「銀行に聞きなさい」という意見が多く、銀行のカスタマーサービスに問い合せることにしました。問い合わせは、別に電話をかけたわけではなく、オンラインの問い合わせフォームからです。英語でコミュニケーションをとるのは、特に電話を通しての場合あまり得意でなく、こういう時にネットは便利です。
カスタマーセンターからの回答
カスタマーサービスからは上のような回答をもらいました。どうやら私の口座は休眠状態(dormant status)にあるようでした。
私の口座の場合、1年間以上資金の出し入れがないとこのような状態になり、カード支払い等ができなくなるとのことです。ただ、ネットでのアクセスまでは無効にならず、オンラインで口座状況を確認したり、カスタマーサービスへの連絡ができたのは幸いでした。
さらに回答は続き、口座の回復方法を教えてもらったのですが、銀行の窓口を訪れて手続きする他は、電話をかけて依頼するしか方法がないようでした。
日本にいるので銀行の窓口を訪れるわけにも行かず、結局、電話をすることに。
(実は第3の選択肢として、Complete an “Unclaimed Property” Letter というものもあったのですが、電話よりさらに難しそうなのでここでは考えないことにしました。)
1回目の電話: Letterを書きなさいと言われる
ということで緊張しながらもカスタマーセンターに電話をしました。
たいていの銀行はToll Freeの1-800という番号(日本での0120に相当しますね)を持っているので、そこにかけることになります。
余談になりますが、1-800の番号はSkypeを使うと日本からでも無料でかけられます。ほんとネットは便利です。(2回目)
カスタマーセンターのお兄さん(?)と話すこと10分ほど、結局、Letterを書きなさいと言われてしまいました。
実は以前にも口座を回復したことがあり、その時は電話で手続きが完了したのです。何かルールが変わったのかなぁと思いながらも、Letterの宛先や書く内容などを教えてもらって電話を終えました。(たくさんしゃべったので疲れたと言うこともありますが。)
2回目の電話: 手続きを受け付けてもらえた!
以前は電話で手続きできたと言うこともあり、少々腑に落ちず、「サポートの人が違えば手続きしてくれるかも知れない」という淡い期待を抱きつつ、2回目の電話をしました。
今回電話に出た相手はお姉さん(?)です。結果から言うと、処理を受け付けてもらえました!
経緯の説明は先ほどの電話で少し慣れたこともあり、時間にして6分ほど。本人確認のため、先方に登録されている誕生日やSocial Security Numberなどを聞かれ、ようやく口座回復の手続きを受け付けてもらえました。
手続き完了まで、2 to 3 business days かかるということなので、うまく処理が進むことを祈るばかりです。
追記
2日後に確認したところ、無事に回復処理が完了していました。カードの支払い手続きも無事に進み、独自ドメインの取得と登録も完了しました。